「もう限界かもしれない」「辞めたいけど、このまま動いていいのか不安」——そんな気持ちを抱えていませんか?
その気持ち、すごくよくわかります。私も同じように悩んでいた時期がありました。
ただ、感情のまま動くと次の職場選びを焦って失敗することがあります。私がまさにそうでした。
逆に、時間をかけて自分の状況を整理してから動いたときは、転職先でずっと楽になれました。
だから、まず一度立ち止まって、この6つのことを確認してみてください。
STEP1:なぜ辞めたいのか、言葉にしてみる
「なんとなくつらい」でも大丈夫です。まず自分の気持ちを言葉にするところから始めてみてください。
- 夜勤がきつくて体力的に限界
- 人間関係(先輩・医師・同僚)との関わりがしんどい
- ミスが怖い、責任の重さが耐えられない
- 自分には看護師が向いていない気がする
- 給料や待遇が仕事量に見合っていない
どれか当てはまるものはありますか?「全部」でも大丈夫です。
漠然とした「しんどい」を言葉にするだけで、頭の中がだいぶ整理されます。
ノートに書き出してみるのもおすすめです。書いてみると「あ、一番つらいのはこれだったんだ」と気づくことがあります。
私の場合、最初は「なんかもう嫌だ」としか言えなかったのが、書き出してみたら「夜勤明けに次の日も早番が入っているシフトが一番きつい」という具体的な問題が見えてきました。
言葉にするだけで、対処法が考えやすくなります。まずやってみてください。
STEP2:それは今の職場だけの問題ですか?
辞めたい理由が見えてきたら、一つ問いかけてみてください。
「職場が変わっても、同じ問題は起きそうですか?」
私は一度目の転職のとき、「人間関係がつらいから辞めたい」と思っていました。
でも次の職場でもまた人間関係で悩みました。
そのときに初めて「自分のコミュニケーションの取り方に問題があるのかも」と気づいたのです。
原因の仕分け方は、こう考えるとわかりやすいです。
- 師長や特定の先輩のパワハラ → 今の職場特有の問題。転職で解決できる可能性が高い
- 夜勤のきつさ、生活リズムが合わない → 働き方の問題。職場を変えても夜勤がある限り続く
- ミスへの恐怖、責任の重さが耐えられない → 看護師という仕事そのものが合っていない可能性
「今の職場が特別につらい」なら、転職で解決できる可能性が高いです。
「どこに行っても同じかも」と感じるなら、転職よりも先に働き方を変えることを考えてみてください。
STEP3:今の職場で変えられることはないか、一度だけ考えてみる
すぐに辞めることが悪いとは思いません。
でも、動く前に一つだけ確認してみてください。
- 夜勤がきつい → 夜勤の回数を減らしてもらえないか上司に相談する
- 人間関係がつらい → 苦手な人と距離を取る工夫をする、異動を希望する
- 職場環境が合わない → 同じ職場内で別の部署に移れないか確認する
「相談なんてできる雰囲気じゃない」という方もいますよね。私もそうでした。
でも、言わないままでいると「言えばよかった」という後悔が残ることもあります。
試してみてダメだったなら、それはそれで「やれることはやった」という納得感につながります。
その納得感が、次の転職先でのスタートを気持ちよく切る助けになります。
「転職しなければいけない」と思い込んでいませんか?
冷静に考えてみると「気になる点はあるけれど、まあ許容できる範囲かも」と感じることもあります。
転職は体力も時間もかかります。新しい職場が必ずしも今より良いとは限りません。今の職場で働き続けることも、立派な選択肢の一つです。
STEP4:休むことも、立派な選択肢です
「辞めたい=すぐ転職」ではありません。
心身がギリギリなら、まず休むことを考えてみてください。
- 有給休暇をまとめて取る
- 休職制度を利用して心身を回復させる
- 休日は仕事のことを考えない時間を意識的に作る
私が一番しんどかったとき、休むことへの罪悪感がありました。
「自分が抜けたら迷惑をかける」「休んだら戻りにくくなる」——そう思って無理を続けた結果、体を壊しました。
あのときもっと早く休んでいれば、と今でも思います。
休んだあとに「やっぱり辞めよう」と思ったなら、それはその判断が正しかったということ。
休んだあとに「意外とまだ続けられそう」と思えたなら、それもまた正解です。
休むことは逃げではありません。 まず自分の体を優先してください。
STEP5:「看護師じゃなくてもいいかも」と思ったら
病院だけが看護師の働く場ではありません。
看護師資格を活かせる場所は、思っているよりずっとたくさんあります。
私自身、転職5回の中で病棟以外の職場を複数経験しました。「こんな働き方があったのか」と思ったことが何度もあります。
- クリニック → 夜勤なし・土日休みが多い。急性期より穏やかなペースで働ける
- 保育園・こども園 → 子どもが好きな方向き。病気対応や健康管理が主な業務
- デイサービス・老人ホームなどの施設 → 日勤のみの施設も多い。利用者と長く関われる
- 訪問診療・訪問看護 → 一人ひとりの患者さんとじっくり向き合える
- 企業看護師(産業看護職) → 土日休み・残業少なめ。社員の健康管理が主な仕事
- 治験コーディネーター(CRC) → 病院や製薬会社で治験をサポート。調整力が活きる仕事
- 医療ライター・健康系メディア → 看護知識を文章で活かす。在宅ワークも可能
「どんな場所が合うかわからない」という方は、単発派遣でいろんな職場を体験してみてください。
やってみて初めてわかることが、思った以上に多いです。
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STEP6:それでも「もう無理」と思ったら、動き出してください
ここまで整理してみて、それでも「今の職場は無理」と感じるなら、転職活動を始めるタイミングです。
焦って決める必要はありませんが、働きながら転職活動をするのは体力がいります。余裕があるうちに、すこしずつ動き出してください。
転職活動で私が一番役に立ったと感じたのは、看護師専門の転職エージェントへの相談でした。
自分では調べられない職場の内部事情——離職率・人間関係・残業の実態——を教えてもらえるので、次の職場選びで失敗しにくくなります。
「まだ決めていない」段階でも無料で相談できるので、情報収集のつもりで話を聞いてみてください。
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さいごに
この6つのSTEPを読んでみて、どのSTEPで一番引っかかりましたか?
「辞めたい」という気持ちは、自分を見つめ直すきっかけになります。
焦らなくて大丈夫です。でも、自分の気持ちを無視し続ける必要もありません。
一つひとつ確認していくだけで、「自分が本当にどうしたいのか」が少しずつ見えてきます。
あなたに合った働き方が、必ず見つかります。
気持ちの整理ができたら、次は転職活動の準備へ進みましょう。

