看護師の仕事に「夜勤」はつきものです。
新人の頃は、緊張しながらも「これが普通」と思ってやり過ごしてきたかもしれません。
ですが、何年か経ってふと気づくと、夜勤の疲れがなかなか取れなくなっていたり、心身のバランスを崩していたり。「もう夜勤は無理かも…」と感じ始めたら、それは“甘え”でも“逃げ”でもありません。
私自身、夜勤のある働き方を続けていた時期に「この生活はいつまで続くんだろう…このままでは壊れてしまう」と思った経験があります。
この記事では、同じように悩んでいる看護師さんへ向けて、働き方の見直し方や夜勤のない選択肢について、私の体験も交えてお伝えします。
夜勤がしんどいと感じる理由は、人それぞれ。でもみんな「理由」がある
夜勤がしんどいのは、決して気のせいではありません。
これまで出会った看護師仲間も、以下のような理由で夜勤に限界を感じていました。
- 生活リズムが崩れて体調が整わない
- 食欲や気力がなくなる
- 緊張感が続き、心が休まらない
- 年齢とともに体力が追いつかなくなる
- 日常生活の質が下がる
私が「夜勤を辞めたい」と思ったときの話
新卒で外科病棟、その後は急性期の内科病棟で働いていました。2交替制の夜勤は月に5〜6回。
ほとんど仮眠が取れないまま夜が明け、疲労を引きずって日勤に入る日々。
日勤との切り替えが頻繁で、生活リズムが整いませんでした。
明けの日は外出する元気もなく、寝て1日が終わってしまう。「このままじゃ看護師を続けられない」と思い始めた頃から、転職を意識するようになりました。
夜勤なしでも働ける職場はたくさんある
「看護師=夜勤あり」と思い込んでいた私にとって、日勤のみで働ける職場は思った以上に多いんだなと思いました。
夜勤なし・少なめの職場の一例
- クリニック
- デイサービス・デイケア
- 訪問看護ステーション
- 健診センター・企業内健康管理室
- 病棟の日勤常勤
夜勤をせずに看護の仕事を続けることは、決して珍しいことではありません。
夜勤を辞めると収入が減る?不安だった私が知った“別の選択肢”
夜勤手当は、給与の中でも大きな割合を占めていたので、「辞めたら生活できなくなるのでは」と不安に思っていました。
ですが、転職活動を進めていくうちに、日勤のみでも同じくらいの給与が得られる職場があると知りました。
- 訪問看護(オンコールなしで月30万円以上)
- 美容クリニック(インセンティブあり)
- 健診センター(賞与込みで安定収入)
- 都市部のクリニック(患者数多く基本給が高め)
それでも迷うなら、まずは「体調を最優先にする」
無理して働き続けて体調を崩せば、結局は働けなくなってしまいます。
私は、少し収入が減っても、元気に働けるほうが長く続けられると実感しました。
体調が安定した今は、休日に外出したり、趣味の時間も楽しめるようになりました。
転職を考えたとき、私は“ひとりで頑張らない”ことにした
求人サイトを見ているだけでは分からない情報も多い中、転職サポートの存在は心強いものでした。
ナースJJを利用して良かった点
- しつこい電話や押しつけが一切なかった
- 希望をしっかり聞いてくれた
- 病院の内部の雰囲気まで教えてくれた
- 急かされることがなく、自分のペースで動けた
「すぐに転職しなくても大丈夫」という言葉に救われました。

夜勤を辞めても、看護師としての価値は変わらない
夜勤ができなくても、看護師として活躍できる場面はたくさんあります。
「病棟を離れたら、もう戻れないかもしれない」と心配になるかもしれません。
ですが、患者さんに寄り添えること、チームに貢献できること、それだけで十分価値のある存在です。
夜勤が辛いのは甘えじゃない。今こそ“自分を守る働き方”を
夜勤に限界を感じたら、
- 一度立ち止まる
- 自分の心と体の声を聞く
- 無理せず相談できる場所を見つける
それだけでも、働き方は変わり始めます。

夜勤をやめたいけど、どう動けばいいか分からない方へ
私が転職活動を始めるにあたって、転職サイトってどうなんだろう?と不安を感じていました。
それを先輩に相談したとき、実際にナースJJを利用して転職活動をしていた先輩のすすめでナースJJに登録しました。
ナースJJは、夜勤なしの職場探しもできる看護師向け転職サービスです。
- 希望条件に合う求人だけを紹介
- 内部の雰囲気も教えてくれる
- 登録後のしつこい連絡なし
転職先の方向性が定まっていなくても、ナースJJは相談にのってもらえます。