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運営者について|私の経歴とブログへの思い

はじめまして、運営者りこです。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

私の経歴について

私は社会人を経て30代で看護師になり、これまでに12年間で5回の転職を経験してきました。
外科、内科、精神科、クリニック、派遣など、さまざまな職場を経験するなかで、「このままでいいのか」と悩みながらも、自分にあう職場探しを続け、働き方を模索してきました。

忘れられない、新卒での3ヶ月

私は看護学生の頃から「この病院で働きたい」と思い続けていた病院に新卒で就職しました。
ですが、配属された病棟に適応できず、体調を崩し、わずか3ヶ月で退職することになりました。

出勤前は食欲がなく、吐き気でまともにご飯も食べられず、体重は激減。
電車では涙がこぼれ、現場では「大丈夫です」と言いながら、本当は毎日が限界でした。

プリセプターに本音を伝えられず、相談する勇気もなく、どんどん孤立していきました。
いまだにそのときのことを思い出すと、胸が締めつけられるような感覚になります。

「辞めないこと」を目標に選んだ2つ目の職場

次に選んだのは、急性期の内科病棟。
このときは「辞めたくない」「続けることが目標」でした。

何十件も病院見学や面接を受けるなかで、ある病院の看護部長が私の話を真剣に聞いてくれて、
「あなたが悪いんじゃない。職場が合わなかっただけよ」と言ってくれたことは、今でも忘れられません。

この病院では、ベテランのプリセプターやスタッフに支えられ2年半勤務しました。
夜勤はとても大変でしたが、人間関係に救われた職場でした。

転職を重ねるなかで、自分の軸が見えてきた

3回目は病院以外を経験したいという思いでクリニックに転職しました。
体力的には楽でしたが、雇用条件や人間関係に違和感があり、半年で退職。

4回目は精神科病院に転職。
ここでは約7年勤務し、自分のペースで落ち着いて働ける環境に出会うことができました。

特に、夜勤中に仮眠がとれる環境に驚き、「夜勤がある職場でも、こんなに違うんだ」と感じました。

けれど、年齢とともに体力の限界を感じたり、患者層の変化で心が追いつかなくなったり
働き続けることへの不安が重なり、退職を決断しました。

現在の働き方と、ブログを始めた理由

現在は、派遣やパートを組み合わせながら、より自分に合った働き方を模索しています。

このブログを始めたのは、「自分のように悩んでいる人が、少しでも前に進めるように」と思ったからです。

職場が合わないだけで「自分がダメなんだ」と思ってしまう看護師さんは、決して少なくありません。
私自身がそうだったからこそ、自分にあう職場は絶対にあると伝えたい。

さいごに

看護師として働いていると、誰しもが「辞めたい」と思う瞬間があります。
けれど、その感情を押し殺すのではなく、向き合って整理していくことが、次の一歩につながります。

このブログが、迷っているあなたの小さな支えになれたなら、とても嬉しく思います。